MaikaGoto

ゴーストワールドのMaikaGotoのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

あの人もこの人もださい!とバカにする自己防衛の魔法、ほとんどの異性が自分の良さを分かってくれないことには寂しさと憤りを感じていたイーニド
イーニドとする悪ふざけは楽しいと思いつつも、異性に好意を寄せられることはまんざらでもない、社会から大きく外れるほど異端ではないレベッカ
世の中では変わり者と言われる中で、
そうだよ私はあんたたちとは違う!と開き直って生きていくか、
普通を取り繕って社会に馴染むか、
元は同じベクトルで2人で楽しかったはずなのに、いつの間にか逸れていく歯痒さ
違うステージに行ってしまったら、この先なかなか同じものは見れない

シーモアには魅力を感じていた、人間としても異性としても。
かといって特定の立場になりたかった訳ではなくて、ただ内側に触れたかっただけで
関係が壊れることは分かっていたのに身体を重ねてしまった自分への呆れ、
どうしたらいいのか、どうしたいのか分からない

大人になると誤魔化すことと諦めることばっかり上手くなって
これって普通ダメだよなと思うことは、無意識で「したいこと」から外している気がする
イーニドの素直さが羨ましかった

知らないどこかへ行けるなら、それが例え死後の世界であっても行ってみたい
私もそう思う

ファッションも可愛いし、やってることがいちいち可愛い刺さる
MaikaGoto

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