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VERSUS ヴァーサスのmylifeのレビュー・感想・評価

VERSUS ヴァーサス(2000年製作の映画)
4.2
かなり昔に楽しめた覚えのある「VERSUS」。懐かしさもあり超久々に再鑑賞してみた。まさか、こんなマニアックな作品も配信されてたのね。「あずみ」で有名な北村龍平監督の作品である。

割りと初期の頃の作品なのかな。2000年の映画にしてはやや古臭く感じる。それは多分やけど低予算が原因だと思われるが…実はそこまで本作について詳しくは知らないのではある。

主人公は坂口拓。YouTuberとしても活躍中。何となく本人のコトが気になりウィキペディアの職業欄を見てみると日本のアクション俳優、アクション監督、アクションコーディネーター、映画監督、ユーチューバー…そして“忍者”とある。アクションを極めつつも現代忍者まで登り詰めていたのか。それにしても、肩書きに忍者って…凄いのよねん。

思いっきり話が脱線してしまったが、そんな本作の坂口拓は今より相当若くてイケメンにも思える。敵対する榊英雄も若くてカッコいい。

舞台は黄泉返りの森と呼ばれる死者を蘇らせる森の中。ストーリー的にはアクションシーンばかりに集約されていて内容は薄っぺらい印象。ゾンビも大量に出てくるし…かなりやりたい放題。

だが、その分アクションには力が入っていて存分に楽しませてくれる感じ。B級っぽさは満載ではあるが、やはり嫌いにはなれない印象だ。魅せるアクションは時を経ても惹き付けられてしまった。キャラの個性とナイフや銃、そして定番の刀と武器の種類も多く見せ場も多い。勿論、素手でのバトルも力が入っている。

北村龍平監督って本当は、この路線でトコトン突き詰めて欲しかったのよねん…なんてコトを過去にも感じたのも思い出した今日この頃である。
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