数年ぶり2度目。おもしろかった。
ウォーターゲート事件を知っていればもちろん楽しみも深まるだろうけど、知らなくても門前払いってわけじゃない。
事実を下敷きにしながら、人間関係の奇妙さを描いてる。
友人同士ではもちろんないけど敵同士というのもなにか違う。
腹は探り合うし優位に立つための策も弄するけど、憎みあっているわけじゃない。
自分の功名のために相手が滅んでも構わないくせに、滅ぼすことは目的じゃない。
大統領には側近がいて、仕事の上では深い信頼関係にあるけど、同属だからこそ孤独は分かち合えないジレンマ。
逆に孤独を共感してもらえそうな相手は、対抗者の中にしか見出せないやるせ無さ。
またいつかみると思う。