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サラの鍵のhideのレビュー・感想・評価

サラの鍵(2010年製作の映画)
4.8
1942年ナチス占領下のパリ。
ナチス・ドイツに加担したフランス政府によるユダヤ人一斉検挙。
ヴェルディヴ事件を題材にした作品。

ユダヤ人少女のサラの悲運をジャーナリストのジュリアが追求していった先には─。

もの凄く良かった。とても辛い、サラの人生がとてつもなく辛いです。
知らないことばかりで、観賞後はホロコースト関連の作品を気になって観漁りました。
二度目の観賞で、実際の事件を忠実に描いていることがわかりました。
脚本と構成も良かったと思います。
出来すぎかも知れませんが、特にホロコースト関連は、せめて映画の中だけでも救いがあって欲しいと思うのです。

ラストの演出が素敵です。






※ドキュメンタリーもいくつか観ました。
アウシュヴィッツ収容所から生きて帰ってこられたご婦人がおっしゃってます。

「神様はいなかった」

「神様も近づかないほどひどい場所だったわ」
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