りーん

サラの鍵のりーんのレビュー・感想・評価

サラの鍵(2010年製作の映画)
4.0
まず、観るきっかけになったマックス・リヒターの音楽から贔屓したい。本当に好き素敵。さざ波みたいな静かな音楽が沁みる。
現在を生きるジュリアの姿と戦時のサラの時間が交互に映し出され、どんな関係があるのかと思ったら…
収容所で母子が引き離されるシーンが印象的。ジャックの手のひらも覚えてる。
でもやっぱりあのシーンには、彼女の叫びには涙が出てしまった。
なんだかもういろいろ悲しくて、
だけど、ちゃんと彼女の歴史が紐解かれ、彼女の本当の姿を見つけることができて、そして残すことができて感動した。
小さな後ろ姿。
りーん

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