タイトー

サラの鍵のタイトーのレビュー・感想・評価

サラの鍵(2010年製作の映画)
4.6
あるアパートとある一家によって紐解かれていくユダヤ人の少女サラの人生。
サラは家族と共に不衛生な収容所で過ごすこととなるが、連行前にアパートの納戸に弟を隠していた。彼女は早く抜け出し、弟に会いに行く、助けに行く、その思いで生きる。
サラを中心とした過去の話と、
主人公の女性がサラの周辺のことを調べる現代の話が交差して展開されていく。

とても良かった。
収容所での生活は悲惨だった。ただ、それでも他の収容所と比べるとマシに思った。
フランスでのユダヤ人の扱い、警察のこと、あらゆる人に情報を聞き、彼女の人生に触れていく。最後はどこか肩の荷が降りたような気がした。
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