多分当時の撮影技術を駆使しての作品なんだろうなと思う
本当に多彩な表現でコングと人と他の動物・背景を映し出していて、素晴らしかった
「コングvsゴジラ」に期待を膨らませつつ初代を鑑賞
昔の映画だしゆっくりしたペースなのかなと思ったら序盤からテンポよく会話劇が進むし、映像も今見ても十分楽しめる(もちろん最新の合成技術と比べるものでは無いけれど、別物として)んじゃ無いかと思う
セット、背景の絵、俳優、ストップモーションの生き物、総動員でリアリティを演出しててこれが1933年に作られてるっていうのはなんだかもう本当に感動的な気持ちがする
観るまで知らなかったのだけど、コングって恐竜たちと共存して島に居る、っていう設定だったんですね
古い復元に基づいて、だけど、ステゴサウルス、ティラノサウルス、イグアナドン(多分)、ティタノボア(多分…)とか、コング以外にもたくさんのキャラクターが出ていて、そういうところも楽しかった
有名な「巨大ゴリラが美女を攫ってエンパイアステートビルに登る」ってだけのお話じゃ全然無かった!