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ノー・マンズ・ランドのtoaのレビュー・感想・評価

ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)
3.8
たまたま機会があって再鑑賞。

高校時代、元傭兵という特殊な経歴を持つ先生の授業で出会った作品。当時は、はじめてみる形の戦場で、この事実とそれをブラックユーモアとして描く作風を、どう受け止めればいいのか戸惑ってしまったことを覚えている。衝撃的だった。
自分の知らない世界のありのままも教えてもらったけど、どうしようもできない無力さも教えてもらった。

合理的な選択と人間的な選択がぴたりと合致しているような最後。あれしかなかった。
選ぶことができるのは平和だからなんだよなぁ。
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