まめだいふく

ガンメンのまめだいふくのレビュー・感想・評価

ガンメン(1993年製作の映画)
3.0
 「人権だと? お前人間だっけ?」

 大物ギャングの全財産を乗せた船を探す男と、ギャングに兄を殺された男とが表面上は協力し、悪党相手に凸凹コンビネーションっぷりを見せるコメディ調のアクション。『ガンメン』と言っても顔面じゃありません。

 クリストファー・ランバートが良くも悪くもはじけてる。ジャングルで彼が演じるカールがコガネムシのような甲虫を食べるシーンがあるけれどあれは監督からの要望で、本物を口に入れている。「口に入れたらすぐにカットと言ってくれ」いうクリストファー・ランバートの条件のもと撮られたシーンらしい。
 
 浮気した妻を生き埋めにするという非道なギャングのボスを演じるのはパトリック・スチュアート。プロフェッサーXになる前にすでに車椅子。

 冷酷な殺し屋役のデニス・リアリーはコメディアンでもある俳優なんだけど、今まで観てきた彼が出演している映画すべてで彼は悪役だったので悪役のイメージしかない。

 お調子者の白人と、半ば振り回される感じになる黒人とのコンビ。うむ、ありがちな設定ですな。
 まあ、水と油のようなバディものが好きならば楽しめるのではないかと。
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