調伏系V魔虚羅

ステート・オブ・グレースの調伏系V魔虚羅のレビュー・感想・評価

ステート・オブ・グレース(1990年製作の映画)
3.8
故郷ニューヨークに戻ってきたアイリッシュ系ギャング、テリー・ヌーナンは、麻薬取引の際、売人を2人撃ち殺してしまう。事件を揉み消す為に幼馴染のジャックを訪ねた彼は、組織のリーダーであるジャックの兄フランキーの下で働くことを勧められる。

ニューヨークの街、通称ヘルズ・キッチン。そこは友情と裏切りと暴力が渦巻く、神にさえも見捨てられた腐敗し切った街。潜入捜査官と親友のギャング、悲しくも争わなければならない宿命であり、相容れない存在。いつ誰が死ぬのか分からない、そんな緊迫感に襲われながら、確かにそこにある熱い男たちの友情に心打たれる。
若きショーン・ペン、ゲイリー・オールドマン、エド・ハリスのクセが強いキャストで構成された隠れたギャング映画の傑作。
調伏系V魔虚羅

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