ステート・オブ・グレースの作品情報・感想・評価

『ステート・オブ・グレース』に投稿された感想・評価


幼な馴染みだった3人のストリート・キッズの青春群像。

ニューヨークのウエスト・サイドにある市中でも有数の無法地帯<ヘルズ・キッチン>。テリー・ヌーナンはかつてこの街で鳴らした札つきだったのが、不慮の殺人事件を機に数年前に出奔、そして今また青年時代を過ごしたこの街に舞い戻ってきたのだった。

ゲーリー・オールドマンもいい。キャストもいい。地味だけどいい。
ずっと観たかった作品。
近くのレンタル屋になくてやっと借りにいけて観ることができた!

凄いよかった~そしてとっても切ない。。
豪華キャストが揃ってるし、当たり前だけどみんな若いしかっこ良すぎる!
ロビンライトも綺麗ねぇ。
note

noteの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

NY有数の無法地帯ヘルズ・キッチン。テリー・ヌーナンはかつてこの街で鳴らした札つきの不良だったが、不慮の殺人事件を機に数年前に出奔、そして少年時代を過ごしたこの街に舞い戻ってきた。潜入捜査官という身分を隠して…。

アイリッシュ・マフィアの世界を舞台に、ナイーブな若者たちの青春をスタイリッシュな映像で描くマフィア映画の秀作。
90年代の作品だが、後のアカデミー主演男優賞を獲得する若きショーン・ペン、ゲイリー・オールドマンの熱演に加え、今や個性派の名脇役エド・ハリス、ジョン・タトゥーロ、ジョン・C・ライリーが顔を揃える豪華キャストの作品。

物語は潜入捜査官モノにありがちな設定。
主人公が潜り込んだマフィアに染まり、罪を重ねる罪悪感に苛まれ、危険な目にあったりする。
そこに若者の友情や恋を加えたところが本作の味である。

テリーを迎えたのは、辺り一帯をしきるアイリッシュ・マフィアのボス、フランキーの弟でヌーナンの幼な馴じみだったジャッキー。
ジャッキーの妹、キャスリーンはヌーナンのかつての恋人だった。
しかし昔の仲間との再会を懐かしむ間もなく、ヌーナンは自ら申し出てフランキー一家の一員となり、ジャッキーらと放火や恐喝も厭わない非情な借金の取り立てをこなしていく。
しかし、フランキーも縄張りを死守するために敵対するイタリア・マフィアと手を結ぶことになった。

イタリア・マフィアから金を借りていた幼な馴じみのスティーヴィーが殺される。
実は彼の兄フランキーが敵対組織との友交関係のために手を下したとも知らず、ジャッキーは激昂して酒場で敵の幹部3人を射殺。
イタリア・マフィアの首領ボレリは、フランキーに弟を消すよう命じる。

潜入捜査官という真実の顔を持つテリーだったが、職務を捨てて友の復讐を誓う。
折しもアイルランド民族祭でストリートが賑わう中を単身敵地に乗り込み、自らも銃弾を受けながらも友を犠牲にした張本人のフランキーを倒す。

状況を改善しようとしても、何もかもうまく行かず、裏目に出る遣る瀬無さ。
友情を取るか?職務を取るか?に悩み、酒に溺れて嘆き苦しんだ末、恋人に全てを打ち明ける。
内なる葛藤に震えるショーン・ペンのナイーブな演技が光る。

一方、ジャッキー役のゲイリー・オールドマンのキレ芸は天下逸品。
風呂に入らぬ油ぎった髪と髭、いつも同じ革ジャンを着た汚らしい「狂犬」のような鉄砲玉だが、彼の暴力は兄の面子を守るため、または友のために行使されるためであり、ある意味「忠犬」。
イタリア・マフィアから兄を守るべく、会合への殴り込もうと気持ちがはやるシーンは狂犬と忠犬の両方が垣間見えて実にスリリング。

この2人の静と動の対比が実に見事だ。

組織の非情なボス・フランキーを演じるのはエド・ハリス。
マフィアモノの冷徹で老練なワイズマンの役割を、まだ若いながらも、あの冷たく光る青い瞳で好演。

潜入捜査の上司でいかにも潜入捜査の「ネズミ」の立場が似合うジョン・タトゥーロ、借金まみれの情け無いチンピラのスティーヴィー役のジョン・C・ライリーも良い味を出している。
ヒロインのロビン・ライト(その後ショーン・ペンと結婚した)も、汚してはいけない「掃き溜めに鶴」のお姫様役で輝いている。

NYの裏びれた街のロケも雰囲気を盛り上げる。
ラストはサム・ペキンパー作品ばりのスローモーションを多用した外連味たっぷりの銃撃戦だ。

マフィアモノにしては、ショッキングな暴力は控えめで、ストーリーもスタイリッシュな映像のせいか、とても静かなものに感じるのが難点。
その分、キャラクターの描写に力を入れており、今や名優となった2人のアカデミー賞俳優の素晴らしい演技を見ることができる。

マフィア映画なのに(役者陣にとっても、物語の展開も)青春時代の若さに任せた勢いと青臭い葛藤と正義感を感じる。
それがカッコ良いと同時に、情け無くもある。
「ほろ苦い」という形容詞が似合うマフィア映画である。
Wilma

Wilmaの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ずーっと観たかったものの中々レンタルにもサブスクにも無く、ようやく注文してやっと鑑賞できました!
期待通りに面白く、出演者達も豪華でそれぞれやっぱり圧巻の演技力だなぁと特にゲイリー・オールドマンのぶっ飛び具合が最高でした。
信心深くて兄弟への絶対的信頼感も強く、カッとなったら止まらない暴れ馬のような性格が危なっかしくも惹き付けられて圧倒的存在感があり凄かったです。
特にイライラ故に彼女と飲んでいる男を容赦なくボコボコにしたり、イタリア系の態度がでかかったから(友人を殺されたというのもあるが)とその場の全員撃ち殺したりとインパクトのあるシーンも多く印象的でした。
兄を心配するあまりソワソワして電話も待たずに突撃しようとするシーンの緊張感もスリルがあり楽しめました。
殺されてしまったのは悲しかったですが、ラストの兄をショーン・ペンが撃ち抜くシーンは悪人だった事もありスッキリしました。
ゲイリー・オールドマンとショーン・ペンの二人をもっと観ていたくなる、面白い作品でした!
のんchan

のんchanの感想・評価

4.1
ショーン・ペン✖️ゲイリー・オールドマン✖️エド・ハリス➕ロビン・ライト✨

長い年月を経て生まれ育ったNYの街に舞い戻って来たテリー(ショーン・ペン)は、アイリッシュギャングのボスをしているフランキー(エド・ハリス)とジャッキー(ゲイリー・オールドマン)兄弟と久しぶりに会う。3人は幼馴染だった。さらに兄弟の妹で、かつてテリーと恋仲だったキャサリーン(ロビン・ライト)とお互いに胸に秘めた思いを伏せて再会する。
周りがテリーは何処で何をしていたのか不思議に思うが、実は今までボストンにいたのだが...舞い戻った理由は...土地勘のあるテリーに"潜入捜査官"として命令が下ったからだった。
親友を捕まえるのだけは避けたいテリー。ギャング抗争は日に日に激しくなって行く...


こんな豪華キャストだと内容はもうど〜でも良くなり😅ただただ32年前のそれぞれの演技を堪能して楽しみました🌟


⚫︎ショーン・ぺン(当時29歳)
主役だけど...髪色も黒髪に近く(作品毎に髪色が違うので、地色は何色なのかしら?今のグレーヘアもイケオジで良いけど)落ち着いた役柄。仲間に真実を明かせないジレンマと好きな女との葛藤、様々な表情が見れるし、アクションもカッコイイ💫

⚫︎ゲイリー・オールドマン(当時32歳)
まぁ〜主役を食ってま〜す❗️ズバ抜けてイカレてます(褒めてます🤣)ロン毛、飲んだくれ、荒くれ者、頭悪い、兄妹大好き💕
一昨日『トラック29』を観たばかりで、今作はその2年後なので、当時はこんな雰囲気(イケてる時のミッキー・ロークにちょっと似てる)で売ってたのかしら?

⚫︎エド・ハリス(当時39歳)
まだ30代なのに頭皮はツルツルしてますが、お肌が若い❗️
そして目力も迫力もキレも色気もある。色んな役柄の出来る役者だが、この役柄は非常さ極まりない役でした🤭

⚫︎ロビン・ライト(当時24歳)
とにかく美しい✨スタイル抜群の容姿端麗💫
ショーン・ペンとこの作品で出逢い?その後交際(同棲)を始めたので、意識しているだろう2人のラブシーン(結構多め)がなんだか観ていられない感じ😍

⚫︎ジョン・C・ライリー
ショーンとゲイリーの幼馴染として出ていますが、割と直ぐに殺されてしまいます😥
顔は変わらないけど細いです😁


内容よりも役者を楽しむ作品かも?
ゲイリーファンの方は必見です💘
過去鑑賞作品記録

これ大好き映画!
ショーンペン&ゲイリーオールドマン&エドハリス‼️

おそらく全然有名な作品じゃないけどすごく良かった作品です。
結婚する前のロビンライトもめちゃ綺麗で♡

もう一度観たいな〜
tristana

tristanaの感想・評価

3.5
ムム、潜入捜査にアイリッシュファミリーの話でみんな最高だけど、わかりやすすぎるのかイマイチ乗りきれず。
Yuzo

Yuzoの感想・評価

3.0
潜入捜査の話なのだが話の展開に欠け結局想定内のことしか起こっていないような‥。豪華な出演者達は皆魅力を発揮しているが、エド・ハリスが怖くないから締まらないのかな。アイルランドというテーマもあまり伝わってこなかった。
コキジ

コキジの感想・評価

5.0
ショーン・ペンが好きだから。
ゲイリー・オールドマンが好きだから、
ロビン・ライトが好きだから。
エド・ハリスが好きだから、
俺得な映画。しかも名作。

地元の悪童がマフィアになり、また地元を離れた者は刑事になり、潜入捜査で舞い戻る修羅場。
ショーン・ペンとロビン・ライトが夜道を並んで歩くシーンは最高のラブシーン。言葉少なで、でも温かくて。本当に付き合ったんですねこの二人。
ゲイリー・オールドマンのブチ切れっぷり最高。弟のゲイリー・オールドマンがやらかして、兄のエド・ハリス含む顔役達の会談で待機して、電話があったらか電話がなかったらかでハラハラ揉める下りは絶品。

意外と知られていないんですね。タイトルのせいかな。自分も意味分からんし。

映画の最後はサム・ペキンパーです。
ショーン・ペン、エド・ハリス、ロビン・ライト、ゲイリー・オールドマンという名だたるメンバーが出ていますが、あまり有名な作品ではなさそうですね。他にも名脇役がたくさん出ていました。

ゲイリーのチンピラ感がすごいハマっていました。キレる姿はカッコいいです。

最後の銃撃戦のカットバックは良かったです。
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