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ステート・オブ・グレースのnaitのレビュー・感想・評価

ステート・オブ・グレース(1990年製作の映画)
3.8
ショーン・ペン
ゲイリー・オールドマン
エド・ハリス

この3人が実質的主役。
エド兄貴、ゲイリー弟のアイルランド系ギャングが支配するニューヨークはヘルズキッチンが舞台。
そこに主人公ショーン・ペンが帰ってくる所から物語が始まる。
ギャング兄弟と幼馴染だった主人公テリーはギャングに加わるが、テリーにはある目的があった。

もうバッキバキな演技派スターが集結しております。上記の3人だけでもお腹いっぱいなのに、そのほか
ロビン・ライト
ジョン・タトゥーロ
ジョン・C・ライリー
まで出てくる。なんてこったい。
89年の作品なのでみんな若い。
ショーン・ペンはカッコいいし、ゲイリー・オールドマンはキレッキレだし、エド・ハリスは安定感あるしで役者的には文句なし。

演出は製作1989年ということを考えると比較的抑えが効いていると思う。ゆっくり確実に破滅へ向かう彼等の行く末をじっくりと描いている。じっくりすぎて最初の1時間ぐらいはかなり退屈しましたが。

人に歴史あり。役者に歴史あり。
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