ご飯盛り盛り森鴎外

スワロウテイルのご飯盛り盛り森鴎外のレビュー・感想・評価

スワロウテイル(1996年製作の映画)
3.8
円都で繰り広げられる群像劇。
金では得られない人との繋がりや温かさ、劇中で見せるアゲハの成長がとても良い......。
バンド結成の時に登場した生まれも育ちも日本の白人が展開した持論は、現代にも通ずる今作の重要なメッセージであるように思う。
スラムの雰囲気や、そこで暮らす人々のシビアで残酷だが身内に対する愛などが本当に良かった......。