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スワロウテイルのrupinのネタバレレビュー・内容・結末

スワロウテイル(1996年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

初の岩井俊二作品、期待ほどではなかった。
外国人労働者や多文化社会、格差社会を描きたい想いが感じられてた。が課題が存在するだけで何か本質的な部分が足りない気がした。
作中でアゲハの成長が卵、幼虫、蛹、蝶々という表現で表されていたと思う。タトューを入れたシーンでの回想について理解しきれなかった。
所々に面白いショットがあり、手ブレ撮影も良かった。世界観、環境設定も見応えがあった。その期待を上回る程のストーリーではなかった。展開もところどころ雑な部分が見受けられたが、人間のうまくいかない切なさが伝わってきた作品だった。
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