えりみ

スワロウテイルのえりみのレビュー・感想・評価

スワロウテイル(1996年製作の映画)
4.2
WOWOWで「リップヴァンウィンクルの花嫁」を放送するにあたり岩井俊二特集が組まれてまして。
今作は当時劇場で観たようなみてないような…確かなことはこの映画きっかけでCharaを知り、聞くようになった事。
こんなポスターやったけ?蝶々のタトゥーのイメージが強い。あの少女が伊藤歩だったと今回初めて知った。
R指定なのは当時16歳の彼女が胸を出しているからではなく、小学生が紙幣偽造犯罪に加担しているシーンがあるためだとか。
今のゆるふわ?な作風と違って今作は結構バイオレンス。こっちのテイストの方が好き♪
香港の九龍城をイメージしたと思われるイェンタウン。世紀末前(1996年)ってこの手の無国籍風のモノ多かった気がする。クーロンズゲートでも遊んだっけw
~むかしむかし、"円"が世界で一番強かった頃、~
実際にこの映画ができるちょっと前に1$=80円を切った事もあっただけに設定が皮肉っぽい。バブル崩壊した後に作られた映画。
ロケ地は、今では想像つかないけど開発が頓挫して更地だらけのお台場埋立地。映画の世界観にピッタリ。

他の役者さんはだいたい面影あるけど、渡部篤郎だけは全然違う!若い!!
チョイ役ながら山口智子のスナイパー役がいい。
大塚寧々のイッちゃってる役が可愛い♪
一回だけものすごい胸の谷間が拝める。
エンディング曲「あいのうた」を堪能。


「リリイ・シュシュのすべて」も録画して何度かチェレンジしたもののこちらはgive up.
Salyuは好きなんやけど
えりみ

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