さらしな

スワロウテイルのさらしなのレビュー・感想・評価

スワロウテイル(1996年製作の映画)
4.2
独特な世界観の話。
色んな言語が飛び交い、色んな人種が住む架空の都市の、お金と夢の話。
登場人物が、日本語と英語と中国語と、ごちゃごちゃに話すものだから、邦画なのに字幕必須だし、役者はすげぇ。
創作物全般に言えることだけど、題材やキャラクターとして、貧困とか娼婦とかヤクザとか、擬似家族とか、好きですよね。
まぁ、わかるんですけど。
個人的には、厨二的趣味もふんだんだった印象。
超凄腕スナイパーとか、個性的な殺し屋、ヤブ医者、エトセトラ。
キャラ物でもあり、文学的でもあり。
わかりやすい話ではないと思う。
でも、渡部篤郎と江口洋介のカッコよさは凄くわかりやすくて、それはそれでとても好きです。
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