2049

007/カジノ・ロワイヤルの2049のレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
3.6
 ダニエル・クレイグがボンドに抜擢された第1作目。鑑賞してなかったので『No time to die』のために予習。

 悪役であるル・シッフルがテロ組織から預かった金を失い、ポーカーで取り返そうとするというかなりバカっぽい設定はどうかと思うが原作通りらしい。

 おまけにMI6のボンドが政府の金でポーカーに参加するというからよくこんな脚本で通ったなと思う。負けてナイフで刺し殺そうとする展開は最早ギャグのようで笑ってしまう。

 ヴェスパーを演じるエヴァ・グリーンの妖艶な魅力は凄まじい。ファンなら彼女を見るだけでもお釣りが出る。
 
 00ナンバーに昇格したばかりの未熟なボンドを描いた本作は冒頭のパルクールアクション、2転3転するストーリー、緊迫感のあるポーカーゲームなど見所満載で非常に楽しめる。次作にも期待。
2049

2049