ゆーたん

007/カジノ・ロワイヤルのゆーたんのレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
4.2
まだMのお眼鏡にかなう前のボンド。

D.クレイグのソリッドなアクションとダンディズム、E.グリーンの悪女振りも素晴らしい。失意のヴェスバーに寄り添うシーンにグッと来た。

エゴ、暴力、裏切り、死、悲しみ、それらを乗り越えかつ包括して生まれる殺し屋スパイ。骨太のクレイグボンド誕生。

これまでの作風とは違い、ひとりの男としてのジェームズ・ボンドを泥臭く描いています。
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