碧SU

ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)の碧SUのレビュー・感想・評価

3.8
ああ~僕は~どうして~大人になるんだろう~
ああ~僕は~いつごろ~大人になるんだろう~

ドラえもんの劇場版は初期7作のことを神7と呼ぶと
Wikiで読んだのですが、私は初期7作を全部観たことがない。

ということで絶賛、今リメイク作が公開中の
『のび太の宇宙小戦争』祝・初鑑賞です!

タイトルをリトルスターウォーズと読むのも最高ですねぇ!

でも昔、何故だか知らんがパピを見たことあるわ!
このデザイン、一度見たら忘れませんからね。
なるほど、当時から有名な劇場版だったということがわかる。

まず挿入歌やインストBGMでも使用されている
武田鉄矢の『少年期』が良すぎます!涙
ちょっと劇中では流れすぎかな…とも思いましたが、
それでもエンディングでジーンと聴き入ってしまったのは、
若かりし武田鉄矢の優しい声と哀愁感じるメロディに、
なんだか小さい頃の自分に戻った気持ちになったのです。

リメイク版のレビューでも多くの方が、
ウクライナ情勢と被った点を指摘されてますが、
旧作だけ観た感想としましても、まるっきり一緒でした。
きっと内容自体、変えてないんでしょうね。

リトルスターウォーズとか言いつつ、
中身はズッシリと重い、戦争がテーマとなっており、
その中で戦う大統領と民衆、そして…のび太たち。

スネ夫が戦争に恐怖して閉じこもるシーンなどは、
子供向けとは思えない深刻さが立ち込めていました。
このシーンと次の展開も含めて、
スネ夫&しずかちゃんペアという珍しい組み合わせはアツい!

元の姿(パピの世界では巨人)になってからは、
敵の勢力に同情してしまうくらいのパワーバランス。
この描写、逆転劇だし子供は楽しいだろうけど、
進撃の巨人みたいなもんだから、敵側からしたら怖いぞ笑


内容も面白いが、やはり高得点を叩き出した理由は、
『少年期』の良さにつきる。

私がリアルタイムに観た【夢幻三剣士】でも武田鉄矢は
いい歌を歌っていたなあ。。。
(夢幻三剣士は8cm版シングルを買ってました)

まあその歌の良さを語るのは、また今度。
『夢幻三剣士』のレビューの時にでも書かせてもらいます。
碧SU

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