記念すべき1000本目の作品はアメリと決めていた。
理由は特にないけど、女性が観るべき映画とか、世界観がたまらないとか、アメリが愛しいとか、そんな事をよく聞くので。
妄想ばかりしているうちに、いつのまにか現実では不思議ちゃんで内気に成長したアメリ。彼女が恋に落ちた時から一歩踏み出すさまをユニーク＆ユーモラスに描いています。
前半はワンシーンごとにストーリーが違うんじゃないかと思うような流れだったけど、アメリがこそこそと仕組んだ伏線でどんどん繋がってゆくのがなるほどぉと言う感じ。
ただ、評判ほど刺さるものはなく、デザインが可愛いとか、アメリに共感できる部分がちょこちょこあったりする程度で心に残るかと言ったらそうでもない。
有名な「豆袋に手を入れる」「クレームブリュレの砂糖を叩き割る」は、冒頭に出てきてしまったから、拍子抜けしちゃった感じ。
それでも全体的には可愛らしい作品だった。
オドレイ・トトゥはナタリーの方が断然素晴らしい。
