お洒落でファンシーでちょっぴり変わった女の子、アメリ
アメリは、別にそんなに奇抜な女の子というわけではない。
ただちょっと男の子のあとをつけてみたり、嫌いな男の部屋に勝手に忍び込んでいたずらを仕掛けたりするだけのことである。
そして、いざ本気で好きになった男の子に対してはろくに声もかけられずうつむいて悔しがる、そんなどこにでもいるフツーの女の子なのである。
何人の、エレガントな親子がこの映画を観に行って、後悔しただろう。
当時の上映終了後の映画館前で待ち伏せて、気持ちを聞いてみたい。
『ねぇねぇ、今どんな気持ち?』
そんなことしたらクリームブリュレみたいに頭カチ割られるかもな。
この映画をお洒落な恋愛映画だと思って家族で観てしまった全ての人々よ
Bon travail
(フランス語でお疲れ様の意味らしい、
読み方は知らん。)