久々に観てみようと思って観た。
10代の頃はなんの違和感もなく観れていたんだけど、今観てみるとニノ・カンカンポワの初登場シーンのシルエットの時点で「こ…れに恋かぁ……」となった。
劇中ニノは職場の同僚に「秘密に惹かれるんだ」と言うけれど、逆にアメリからしてみれば、駅構内で人目もはばからず這いつくばり、定規まで使って趣味に没頭する姿や、アダルトショップで働いたり隠したはずの着ぐるみの内側まで見ているのだから、きっかけとしては2人は真逆なんだなって。
これが、「5階のきれいな娘さん」のアメリと「見た目はいいけど女の子には全然の夢想家」のニノではなかったらどうなったのだろう。
「5階の娘さん」と「女の子には全然の夢想家」だったら、ニノはアメリを探したんだろうか。
それでもお前の骨はガラスじゃない。人生にぶつかっても大丈夫だ。には前と同じようにやっぱり泣いちゃった。