昔、1番好きな映画は何?
って聞かれたら、アメリって答えていた。
20歳過ぎかな。
約20年振り位に観たが、やっぱり大好きだった。
30代で観たら違ったのかな。
20代の自分に戻ったのかな。
それともずっと変わってないのかな。
悲しく観れた時期もあるのかな。
つまらないって思う時期もあったのかな。
外に出たいけど、出ないことがダメなことじゃない。外に出ることが正義でもない。
アメリの好奇心が、心を外へ向けさせたのに、一歩踏み出せない悩み。
外に出れないお爺さんも、過去に生きる管理人も、執着録音男も、みんな只生きている。
人を見下す八百屋の亭主には罰。それだけ。ダメなことはそれだけ。
ただ生きている。
そう思うと、涙が出てくる。
色んなくだらないことで悩む心が楽になった。