こなつ

アメリのこなつのレビュー・感想・評価

アメリ(2001年製作の映画)
4.0
空想好きの臆病で不器用なアメリが、周りの人をお節介で幸せにさせていく。
誰も傷つかない、みんなが少しずつ幸せになる、可愛い魔法みたいな物語。

大学入学してすぐ、知り合いが「アメリみたいな映画を作りたい!」と言っていて、どんなものか観てみた。
その時は「オシャレで可愛い映画だなー」って感想だけだった。

今、アメリより1歳年上になって観てみると「なんて素敵で可愛い生き方なんだ!」ってなる。
おこがましくないお節介、大きな幸せじゃないけど、1日を明るく迎えられるくらいの幸せ。
それを周りの人にひっそりとプレゼントしているアメリが可愛い。
なかなか素直になれず、自分の幸せだけ上手くいかない時に流れる、絵描きのおじちゃんのビデオが素敵。
チャンスは掴みにいかないと。心が乾いて脆くなる。

・・・と、つらつら書いたけど1番言いたいことはフランス行きたい!!
パリに行きたい!!というか住みたい!!
モンマルトルは治安があまり良くないから住めないけど、でもパリに住みたい!
カフェでまったりして、公園でブラブラして、石畳の道をバレエシューズで歩く。
古いアパルトマンに住んで、蛇腹の扉のエレベーターで上がって、赤い壁紙の部屋に住む。
空想はやめらない。
こなつ

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