これは素敵！大好き！ってなるのと、苦手だわってなるのにはっきり分かれるかと。
それこそサブカル女が好みそうなビジュアルと表現で物語はサクサク進んでいく。
存分にフランスを堪能できる映画。
サブカルだしエモさがプンプン。
常人には理解しがたいような、それでいてとても分かりやすいような不思議な感覚を持たせてくれた。
早口に感じる独特な世界観と向こうの言葉は、よりそれぞれの人物の感情を強く表現してくれたり想像力を掻き立たせてくれるスパイスになった。
主人公の女優さんはとても顔立ちが良く、幼くも妖艶にも感じる。
サブカルアホ日本人女がこの雰囲気に呑まれるのは分かる。
ストーリーもああ素敵だなと、なんとも言えない独特な世界観にウットリする。引き込まれるししっかり目を開いてないと色んな意味ですぐ追いつけなくなってしまうスピード感。サクサク進んでいく割には付箋回収も良くできていて感心する。見やすい。
ただ、日本人の男性はこれを観れるのだろうか...？
とてもつまらない価値の無いものだと感じてしまうかもしれない。
日常に溢れるありそうでないような、人と人との繋がり、触れ合い。他人の生きてきた時間。誰かに優しくすることー。
やんわりふんわりな雰囲気が楽しめない人が観るには厳しいかも。
