朝田

ヴァンパイア/最期の聖戦の朝田のレビュー・感想・評価

ヴァンパイア/最期の聖戦(1998年製作の映画)
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吸血鬼映画をウエスタン調に撮るという発想がまず面白い。その上でアイディア一本勝負にせずキャラクターの魅力や多彩なアクションできちんとジャンル映画として満足度高く仕上げるのが誠実。世界観の説明をせずにいきなり本題に入り気合いの入った人体発火を見せる潔さ。中弛みはするけれどシーン単位の満足度で十分にお釣りが来る。カーペンターはやはり偉大。エレベーターでの攻防戦はヴァンパイアのシステムを生かしたサスペンスの生み出し方が秀逸。元サッカー部であることを告白する神父に笑った。
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