かたくり

愛のむきだしのかたくりのネタバレレビュー・内容・結末

愛のむきだし(2008年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

要素が多すぎる映画は苦手だけど、器用すぎる…無駄とは思えなかった
くだらないシーン散りばめられていたけれど、必要な要素としてあるからぐうの音も出ない

新約聖書「コリントの使徒への手紙―第13章・愛の賛歌」は絶対に読む。
信仰・希望・愛については私の考えがあったので、前半とても楽しめた。コイケ出てきたあたりから本当に不愉快だった。
ラスト血しぶきが出た時はスタンディングオベーションした。

なんか賞賛するのも監督が監督なので信仰っぽくなってしまうから嫌だけど、さらけ出すべきだね

何をするにも愛がなければ良いものは生まれない。明日への希望があるから私たちは今映画を観れていたり、買い物ができる。人は誰しも何かを信仰している。
私は私を信仰していこうと思いました。一生一緒にいなきゃいけないし。自分を愛し望み信じなければ、恋は空洞のままなんじゃないか。

正直、この映画に男と女が存在していて気持ち悪かった。コイケの色仕掛け?しんどかったな。女の嫉妬ほど醜いものない。けどそれも愛がある結果だから何も言えない、ただただ好きじゃない。
だから愛せない愛もある、ということに昇華させたい。そこに愛があったとしても私は愛せない。
なぜなら私はこの映画から「愛に正直たれ」と教わったから。愛するものはとことん愛せ。