良い悪いは別にして、とにかく勢いがあります。
なので長くは感じませんでした。
主演の二人と安藤さくら(ヤバい役似合います)、まさにむきだしの体当たりでの演技。
この監督さんの作品、基本やってることはバカバカしく低俗とも思えるのだけれど、とにかくとことんやり切る!バカでも何でも真剣に本気でやり切れば必ず伝えたいことは伝わるハズという信念の元に作られている、気がします。
そして実際ちゃんと伝わるし不思議と感動して泣かされてしまいます。
長台詞で聖書の一節をまくしたてるように唱えるシーンがとにかく圧巻で胸に響きました。
最後まで観て感動した人なら、この映画が変態映画でなく純愛映画であると確信すると思います。