ひよひより

スケアクロウのひよひよりのネタバレレビュー・内容・結末

スケアクロウ(1973年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

午前十時の映画祭で視聴。良かったです。
ライオネルはどうしてマックスと一緒にいるのかな、と(マックスはどう考えても一緒に商売をやれるタイプでは無いと感じたから)不思議だった。けど、最後までみて、ライオネルは孤独だったから一緒にいられたのかもしれないと思った。
彼を「相棒」と認識できたのは農場のところかなと思う。そこで初めてマックスの疑い深くて喧嘩早い性格の意味がわかって、理解出来たんじゃないかな。
映画を通して、マックスはライオネルの影響で良い方向に変わっていったのに、ライオネルはどんどん「本当の自分」が剥き出しになっていったような、そんな感覚。彼はずっと彼のままなのに、続いていく日常が辛い終わり方でした。
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