shimiyo1024

如何なる星の下にのshimiyo1024のレビュー・感想・評価

如何なる星の下に(1962年製作の映画)
4.5
鑑賞中、天を仰ぎ続けたくなるぐらいの、久々に神レベル来たっ!
ゲスト・山本富士子が染め上げてるってわけではなしに、東宝み薄く、大映な風合いで面白い
配役全て必然性あり、すばらしい!
平岡精二の音楽、終始的確!
特にレストラン、船上シーンなどは音楽相まってフレンチな趣き!レストラン窓越しの通行人までも美しい
山本×池部&森繁、池部×植木などの顔合わせありがたい
こんなクズ植木等があるのかと感動!
西村晃、山茶花究まで、みんなありがとう!
全身フィックスで収めて長く回すのを多用な中、とりわけホテル室内での山本・森繁の攻防長回し、凄すぎた…それも一回ならず、二回も!
加東も傷痍軍人キャラとか、脳卒中演技とか、面白すぎる!ちなみに名前および店名、私の兄と同じ惣太郎
芸プロ、編プロとか、ロックンロール未満のヘナチョコ音楽で踊るとか、ナウい人々、描写多いのも良き!
後景に踊ってる連中、音楽を配置し続ける演出、たまんねぇ
池部良、実はサイコゆえああいうノリか?と思わせてマジの精気を抜かれたピュア中年、キャラ作りヤバい
不幸をタメてタメてのラスト、うあっ、この救済の流れたまんねぇぞ、と期待させてえっ行っちゃうの?マジで行っちゃうの?と茫然、いやこのお話にそんな甘えがあってはいけないと納得するほかない
ちょっとふっくらした池部良、習近平みがあった…

〜〜〜
20220623、2回目
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