アトミ

駅馬車のアトミのレビュー・感想・評価

駅馬車(1939年製作の映画)
4.0
80点

色々と「訳あり」な男女5人+途中乗車の男2人+運転手と保安官の計9人が危険を承知で、ニューメキシコ州ローズバーグまで向かうお話。

ちょっとした笑いや、人間模様もあって、ラストには気持ちよく〆。
キャラも9人ちゃんと立ってて素晴らしい。

ただ前半、駅馬車が軽快に走るシーン→人間模様→馬車シーン→人間模様→馬車シーン→、、、
な繰り返しなためにどうしてもだれるかな。

しかし、なんと言っても見所はクライマックス「アパッチ襲撃シーン」。
なんせ迫力満点。スピード感半端なし。
馬へ飛び乗るシーンなんてやべぇよ。

でも銃撃シーンは合成だからちょっともたる故、あきらかにスピード感とのギャップが生じてしまい残念。
どうしても覚めちゃうわ。もったいない。
時代だから仕方ないか。

もうひとクライマックスあるんだが、まぁそこまでクライマックスしない。


PS
ラストは粋だね。


PPS
しかし本当の所で言えばアパッチの方が被害者(呼び名からしてアパッチだもんね)だったりもするんだろうから見ててちょっと複雑ではあったかな。

今の作品だったらアパッチ側の子育てシーンもあるだろうね。
アトミ

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