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少年と自転車のmatsuのレビュー・感想・評価

少年と自転車(2011年製作の映画)
3.8
育児放棄された少年とその週末の里親(女性)を描いた作品。

シリルの父親は経済的余裕がなく(母親はいないらしい) 育てられないため、シリルを児童養護施設に入れる。シリルは父親と暮らしたくて、父親に会いに行く。父親は「余裕がないからもう会いに来るな」と伝える。

美容室を経営しているサマンサが週末の里親になる。シリルを包み込むように愛する。シリルは一旦、不良の先輩とつるむが愛してくれるサマンサの元に戻る。

終盤、シリルとサマンサが仲良く自転車に乗る場面が映し出される…シリルは居場所が見つかって良かった。

育児放棄や教育についていろいろ考えさせられる映画でした。
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