かずタロ

少年と自転車のかずタロのレビュー・感想・評価

少年と自転車(2011年製作の映画)
4.5
心の拠りどころを求めて突っ走る少年シリルが、跳ねるスーパーボールみたいに、ぶつかっては進路を変え、また直進してぶつかる。真正面からぶつかって深く傷ついても、えーん!と人目をはばからず泣いたりしない、ぐっと堪えて自転車をこぐ姿がとても良かったです。

ただ、いつまた自転車が盗まれるんじゃないかと最後までハラハラしていました。
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