シンゴマエダ

その男、凶暴につきのシンゴマエダのレビュー・感想・評価

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)
4.7
この映画のすごいところは、
「とにかく印象に残るシーンのオンパレード」

ストーリーはもう二の次だと思う。

しかし、最初から最後までBGMがほぼ無く、足音を誇張した音効。
足音がリズムとなり、BGMになっているよう。
そして不穏なまでの編集の間。
少ないながらもイケてるセリフ。
繰り返し使われるテーマ音楽。
これらで構成され、脳裏にビッチリこびりつく 「映像とセリフと環境音」

ヒリヒリとした空気感が最高の映画です。

たけし映画では一、二を争うくらい好き。

たけし映画の原点であり、全て。