このレビューはネタバレを含みます
ひょんな事から就いた納棺師という仕事。
やっていく中で生まれる、仕事への誇り。
しかし、よく知らない人からしたら差別的な意見を言われることも。
ただ必要な仕事。
この理不尽な葛藤がセリフではなく、表情や間でとても繊細に表現されている。
仕事姿をみて、だんだんと周りが理解しはじめる。そして、最後の妻が旦那を紹介する一言(職業)で、彼の仕事を許した、認めたことを伝えるのは本当に美しかった。
納棺師という仕事を世に広め、印象を変えた傑作だと思う。さすがのアカデミー賞作品でした。