taka

おくりびとのtakaのレビュー・感想・評価

おくりびと(2008年製作の映画)
5.0
11年前に観た時から未だに邦画マイベストに輝く揺るぎない一作。
日本の死生観を見事に描いた名作。必然的にお葬式の場面が多くなるが、決して暗く悲しいだけでなくユーモアや温かい笑いを持って描かれる演出に職人の技を感じる。また食事シーンでは本当に美味しそうにものを食べるので「生」の部分の描き方にも抜かりがない。キャストも全員素晴らしい。
そして何より久石譲の音楽。一番大事な部分はセリフではなく絵と音楽のみで語られる。日本映画の最高峰。
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