のんchan

ロレンツォのオイル/命の詩ののんchanのレビュー・感想・評価

4.1
30年前の実話ドラマ❗️胸熱😭

先ず病気の知識を...
『副腎白質筋ジストロフィー 』(ALDの一種)
極めて珍しい遺伝性の難病で、生まれつき体内の脂肪酸を分解する酵素を持っていないため、脳に長鎖脂肪酸が蓄積する。これがミエリン(神経を包む器官)を溶かして神経の機能を失わせてしまう病気。5歳〜10歳までの男子に発病し、徐々に身体機能が衰えて発症から2年ほどで死に至る。


アウグストとミケーラ夫妻の1人息子ロレンツォが『副腎白質筋ジストロフィー』に冒されてしまう。
専門医にも見放された我が子の命を救うため、夫妻は医学的知識も一切持たないにもかかわらず必死に努力の末、とうとう新薬“ロレンツォのオイル”を生み出していく...

女性の染色体が影響しているのが解っている為、ミケーラは自分の責任だと取り憑かれたようになり、食べず眠らずで必死の形相になり、良くしてくれる妹とも仲違いするほどに変わってしまう。


『ロレンツォのオイル』は実際にある薬の名前。医者たちが全く歯が立たなかった病に対して、真正面から立ち向かい想像を絶する努力の結果、生み出された新薬💫
この薬のお陰で今では多くの人たちが助かっている。


夫婦役のニック・ノルティとスーザン・サランドンは見た目も賢く芯が強そうで、とにかく熱量が凄くて素晴らしい演技だった👏


書き漏れて最後になりましたが💦
監督はあの『マッドマックス』シリーズのジョージ・ミラー監督❗️
医科大学出身で医師免許をお持ちなんですね?😲👏


【追記】
レビュー後に調べたところ、ロレンツォは30歳まで生き延びられたそうです🙏
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