青空市

リリーの青空市のレビュー・感想・評価

リリー(1953年製作の映画)
4.4
最初観た時ジーンとなって泣きそうになった。良質な児童文学を読んだみたいに。

MGMらしからぬ?地味で辛めなストーリー。
戦争が大きな影を落としてる。全体に漂うほの暗さは戦争の傷に通じていた。フランスが舞台になってる部分も大きいのかな。

あの子は現実の残酷さに気付き始めたんだ。

ハッとさせられたセリフだ。現実の残酷さに気付いた時にリリーは大人になり、

あたしバカみたい、人形相手に一喜一憂して、まるきり頭が変ね。

と、至極真っ当なことを言う。
同時に憧れではない、等身大の大人の愛を知る。

まあ、無理矢理にラブストーリーに落とし込んだ感じもないではないけど😅

レスリーキャロンのバレエシーンはほとんどないが、お話と雰囲気と音楽だけで満足した👏
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