原作「自動車泥棒」
ウィリアム・フォークナー
少年とおじんの友情。
好きなジャンル。
1905年、11歳の少年ルーシャスの祖父が町で最初の自動車を購入した。
汽車で届いたそれは淡い黄色の美しくもキュートなウィントン・フライヤー。
購入者の使用人でありルーシャスの友人でもあるブーンはその車に一目惚れ。車の世話を任された彼は助手席の前に１輪のバラを飾り毎日5時間も磨き上げた。
いい🥹
車、興味ないけど、この時代の夢。
マックイーンがピンクの花柄シャツ着てる🩷
車といえばロードムービー。
使用人と子供、そして黒人。
車など持てるはずもない大人2人。
車などまだまだ早い子供。
人種や立場を超えた凸凹トリオはひょんなことからドライブへ。
ルーシャスは4日間の旅でかけがえのない出会いと体験をするのだった。
大人しく家や近所で過ごしていては学べないこと。家族や学校の先生じゃ教えてくれないことも。それはやんちゃな大人だけが知る背徳の楽しみ。でもね、ルーシャスって学ぶことがないくらい人格者なんだわ。礼儀正しくレディに優しい。彼が知ったのは大人の不条理。わたしはルーシャスに大切なことを教えてもらった。
音楽の味付けがピッタリ。
邦題は残念な気がする。
