黒澤明の「羅生門」や「生きる」
の脚本家として知られる
橋本忍の初監督作。
名脚本家が名監督になれるとは限らない
ってのはよく言われる話だけど
うーん。期待しすぎたかも。
テーマが重いのにあんまり
重く感じないのはフランキー堺の
おかげだと思うけど。
色々違和感は感じたけど
刑務所で命令下した上官と
仲直りするみたいな所は
特に結構違和感あって。
モデルの手記でもそんな展開あったとは
とても思えないし
いくら戦争終わったとはいえ
元上官とこんなやりとりは
いくら何でもできないと思う
日本人の特に一般庶民は。
残された奥さんと子供のことを
思うとなんとも居た堪れなくはなる。