「インターナショナル」観る前の振り返りで、2012年11月のレビュー。
なぜかアリス・イヴがFilmarksのキャスト欄に載ってないね。
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前作から何年ぶり?
10年以上経ってるよね。
さすがに前作を知らなくても基本的な世界背景だけ知ってればわかるようになってる。
アニマル・ボリスの地球侵略を防ぐため、エージェントJとKのコンビが40年前の過去に遡る。
ありがち設定だけどエンターテインメントとして楽しめた。
いくつも並行する未来に生きている宇宙人が展開の鍵になってて、この役者が存在感あって面白い。
1969年のアポロ発射にストーリーを重ねているのもにくいね。
エージェントKの40年前を演じたのがジョシュ・ブローリン。トミー・リー・ジョーンズとは「ノーカントリー」以来かな?喋り方がほんとそっくりで、まさに適役。
エマ・トンプソンはいつまでも若々しい。
Oの40年前を演じたアリス・イヴが気になって調べると「ある日モテ期がやってきた」の人。当時の日記で「綺麗じゃない」って書いてる。
でも本作では綺麗に見えたね。
※以下ネタバレ
ちょっと疑問に思ったのは、記憶を消す装置はどこまで記憶をさかのぼって働きかけるの?
最後にKが、父親が殺された現場に駆けつけた幼いジェームズを悲しませないためにこの装置を使うけど、ジェームズはその時点で父親が死んだことをまだ知らないし、記憶を消す意味なくない?と思った。
でもこのラストの場面で一気に感動物語となり、いい締めくくりだった。
結局、過去を変えてもKとOは結ばれないっていうあっさりなオチも本シリーズらしい。
星4つ。