地震はイヤ

16歳 妖精の部屋の地震はイヤのレビュー・感想・評価

16歳 妖精の部屋(1977年製作の映画)
4.0
信州に住むヒロインが大人の世界を垣間見つつ性長する、いつもの。

前半は脱ぎもしないヒロインに「この女優さん大事にしてんなあ」とスタッフの親心に涙してたら、途中からやり過ぎるヒロイン像に困惑。話もまとまり無いとゆうか。質より量に感じる短い絡みが多過ぎ…

しかし、そのもやもやを吹き飛ばしたのが主演の早瀬しおりさん。
アイドル性、将来性、可愛いさ、気品等、夏目雅子さんを彷彿させるミライモンスターの女優さんだった。存じあげなかったなー

台詞はイマイチだけど仕方なし。19歳、日活撮影所を見学中にスカウトされ出演だもの。ありがとうございます。

今ひとつな作品だが、彼女の希少価値性で忘れ難いものになった。
彼女をうまく育ててあげて欲しかったな、残念。