一部描写に批判が有り現在も日本ではソフト化されてない作品。公開当時は文部省推薦映画だったそう。
少々テンポが悪く文部省が勧めただけに(?)全体的に説教臭い感じですが、公害が原因で食人族と化したニューギニアの原住民、ミュータント、大コウモリ、バイクごと崖から飛び降り集団自殺、一台の車が横転して衝突しただけで次々と渋滞の車が何十台も爆発、車も爆発すりゃ建物もド派手に爆発と描写は異様に派手で70年代邦画のエネルギッシュな魅力は感じ取る事ができ、異様に歩くスピードが速かったり凄い跳躍力の小学生までも登場、キョウコ・キシダの淡々としたナレーションが適度に恐怖を煽ってくれます。
恐怖の大魔王云々が話題になってた1999年当時小学生だった自分にとっては70年代にも既に今作を観たことで大魔王の存在を恐れていた(?)子供達が居た、と想像するとちょっと興味深いです。
「Last Days of Planet Earth」