にしねっこ

愛は霧のかなたにのにしねっこのレビュー・感想・評価

愛は霧のかなたに(1988年製作の映画)
4.0
ゴリラ映画のMAX
良い映画だった

内容は全く違うが、【パッチアダムス】と雰囲気は似ている

実話ベースだから、どこまでが本当なのかは分からないけれど、恋愛要素はもっと少な目でよかった

それよりも通訳のセンバガーレや他の使用人達が彼女の信念に心打たれ、変わっていく様があれば、【パッチアダムス】と同じくらいの傑作になっていたと思う

実話だけに、ストーリーはそれほど面白くはないが、ちょいちょいエピソードを加えていて飽きさせない脚色は良かった

自分がゴリラ映画を見たいと思ったのは、心優しく力強い動物ってなんだろう?ってところから
それはゴリラ。
ヒーローじゃん笑
犬映画を見ていて、他の動物のを見たいと思ったからだ

実際は政府との話し合いは苦労したと思うし、彼女の活動の最たるものだったと思う。そこが、結構あっさりだったのが残念
政府の人の言葉も印象的だった
この国からしたら、彼女はただの外国人
その外国人がその国の事情も知らずに、正義をあっさり振り翳す。
日本が外国人に非難されてもどうかと思ってしまった
それでも、彼女の活動により、密猟が減り、ゴリラの繁殖が増えたというのは◎

日本人が牛豚鳥の肉を食べているのもどうなんだろう?
ビーガンが正義なのか?
そういったところも考えさせられた
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