きゅうりのきゅーたろう

震える舌のきゅうりのきゅーたろうのレビュー・感想・評価

震える舌(1980年製作の映画)
3.6
幼い昌子は傷ついた手で泥遊びしたことが原因で破傷風に罹り生死の境を彷徨う。父の昭と母の邦江は苦しそうな娘の姿を見守るが徐々に精神は限界を迎え…というお話。


怖すぎる
病気系苦手やから怖すぎて泣いた

無知は恐怖を生み出す。
父母の抱く恐怖は破傷風という病気がどういうものかを知らない所に起因する部分も多くあって、「戦う相手の正体が分からない」点においてこれはれっきとしたホラーである。

自分も少しでも怖さを和らげようと破傷風について調べてみたけど、開口に障害が出ること、弓のような形に体をのけぞらせる痙攣で背骨が折れることもあるらしいこと、意識混濁は無い?ため苦痛をダイレクトに感じることなどが書いてあって余計に怖くなる。

まあ先進国の衛生環境では発症は少なく、人人感染も無いらしいので安心。
衛生環境の悪い所で出産した際、へその緒の切った所から感染とかもあるみたいです。