ピートロ

震える舌のピートロのレビュー・感想・評価

震える舌(1980年製作の映画)
3.8
冒頭からすぐに子供が発病し、そこからずっと過酷な闘病生活。
脇道もなく舞台も病院から動かずストーリーはただただストイックに進行。
病状は悪化し、両親は疲弊し、絶望し、狂乱していく。
この病気は舌を噛んでしまったり、全身が痙攣したりと、見た目も非常におそろしい。
光や音に過敏に反応してしまうのだが、いわゆる「悪魔憑き」とか「ドラキュラ」とかそういったオカルト的伝承は、この病気が原因だったんじゃないかと思ったりした。
当分、泥にはふれたくないな…。