とねま

陸軍士官学校のとねまのレビュー・感想・評価

陸軍士官学校(1927年製作の映画)
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半分皮肉で、半分本気で言うけど、今でも中学くらいで教育的効果を狙ってこの映画を見せればいいと思う。訓練された身体になることはやはり争い難い魅力を持っているものであるのだから、この映画に出てくる候補生たちに感化されて彼らのように文武に励む学生の方が多いだろう。だってみんな甲子園見るでしょう?
悲劇的なのは、この世界でどんなに反権力的な行動を起こすにしても最低限規律訓練された身体を持ち合わせる必要があるということ。天皇に爆弾を投げるにはどこかの部分が従順な兵隊になっていなくてはいけない。
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