「心の旅」
邦題がぴったりで、とても良い。
本当の幸せとは、なんなのか…
現代社会において人間が忘れてしまいがちな事を、やさしく諭してくれる映画。
ストーリーや展開はありがちだけど、描写が見事で、細かな演出が素晴らしい。
哀しい題材ではあるけど暖かい映画で、だけど声を出して笑っちゃう箇所が結構あって。笑
ハリソンフォード目当てで前情報なしで観て、最初はあー、いつもの感じかと思ったら全然違った。彼のこういう演技を見るのは新鮮。最初は違和感あったけど段々馴染んできて、良い演技だったな〜
子役の子の演技もとても良かった。
超大ファンでありながら、彼の演技力が特別優れていて多彩だとは思わない。
ロビンウィリアムズやらロバートデニーロやら、演技派の俳優さんは沢山いて、彼らにはそういう意味では勝てないな、と思うんです。(何様)
けれど、彼の演技には味がある。これはもう好みとしか言いようがない気がするけど、やっぱり好きになる俳優さんってなんとなく演技が好みで、スッと入ってくるんですよね。
映画ってただ上手い役者がやれば良いってもんでもなくて、たしかにそれに比例するところはあるし上手い人が演るほどヒットはするかもしれない。
けれどその人が演じたからその映画になり、その役は他の俳優でも出来たけれど、それでは別の映画になってしまう。
映画のイメージ、印象というものにキャスティングってほんと重要だなぁ。
……当たり前のことを改めてふと、実感しました。笑