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太陽の王子 ホルスの大冒険のあのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

予想を遥かに超えてきた、面白すぎる

魚眼レンズ、(おそらく)実際の光源を用いた船手のシーン、止め絵、俊敏なカメラワーク等々、さまざまなことに挑戦してる。これがいろんな作品の礎になったんだろうなと。こういうアニメーションの原点みたいな作品に出会うと縦系列でアニメ観たい欲が高まって、かなりモチベーションが上がる。あの空を飛べる石は天空の城に影響与えてるんですかね?

映像表現に特化してるだけだと眠くなるのに、面白く観続けられたのは、心理描写も妥協してないから。悩み、自己と向き合うことを避け続けるヒルダが全然戦おうとしないのがいい。だからこそ引きつけられる。心の内側を視覚的にみせる映像が不気味なのもいいし、ホラーっぽいのも最高でした。

序盤の異様にスピード感あるアニメーションはなんなんだ?作画が!とかいう感じではなく。もしかしたら時間を短くするように指示を受けてのアレかもしれないけど、それがまた味になっててよい。

奥行きのある世界観もまた
あ