太陽の王子 ホルスの大冒険の作品情報・感想・評価

「太陽の王子 ホルスの大冒険」に投稿された感想・評価

もた

もたの感想・評価

2.5
高畑監督のデビュー作。
ジブリの良さすら理解できないアニメ音痴な自分には、ぬるぬるした動きが何故か笑えてしょうがなかった。
単純にこども対象の冒険譚ではない。
和製シンドバッドかなと思ったら…
それだけに先が読めない。

途中ヒルダという女の子が登場するが、この子の存在が物語を複雑にする。
勧善懲悪にとどまらない宮崎駿の出世作。

ストーリーとしては退屈だが物語を通じて日々を生き抜く人々の生活を描こうとしたんだろう。
KH

KHの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

勧善懲悪

高畑勲初監督作品の1968年のアニメ映画
主人公ホルスの村は悪魔に滅ぼされてしまう。父と二人何とか逃げ出したホルスは船に住み、悪魔を打ち倒すすべを探していた。ある日大岩男の片に刺さっているトゲを抜いてやると、なんとそれは太陽の剣であった。
大岩男のモーグは、ホルスがその剣を使いこなすとき、太陽の王と呼ばれることであろうと語ったのであった。

本当にこれ50年前のアニメなんですか?今見ても面白いですよ、わかりやすくちゃんと起承転結があり、ストーリー的にも是非子供に見せたいものになっている。
規制の緩かった時代だからこそ、結構ショッキングな場面(村人全員から石を投げつけられたり、同調圧力のアレでせっかく助けた村人に裏切られたり)もあるが、それを乗り越えて正義を貫くホルスを子供に見せてあげたくなる作品だった。
最後は大団円になるので安心して老若男女に進めることができます。
mogemog

mogemogの感想・評価

3.8
素晴らしい。
自分が恥ずかしくなる。
素直に生きたいと思った。
すぎた

すぎたの感想・評価

3.5
国産の昔のアニメによくある丘を変な体勢で走るやつを観れて満足。
じゅんP

じゅんPの感想・評価

3.0
眩しいわ!
食料を調達するとか、踊るとか、生活の場面場面で根源的に湧き上がる悦びが、画に乗って躍動していた。

自分の居場所を作るとき、悪意と対峙するとき、どこかもっと灰色の場所で折り合いをつけようとしてしまうし、もっと楽な妥協点を探ってしまう。

強くてブレないホルス万歳!弱くブレやすい私を、どうかお導きください。
学校の授業で。

これが何年も昔に作られていたとは思えなかった。予算がない中でこれだけのものを作れたのはやっぱりすごい。
新文芸坐 東映動画オールナイトで観賞

50年経っても色褪せない名作
35mmフィルム上映で観れたのは貴重な体験
2018.6.某日
自宅PCにて鑑賞

高畑さんへの追悼として初鑑賞。
50年前の作品とは到底思えない。宮崎駿×高畑勲というジブリの原点にして至高である。

1カット目から天才。セルアニメーションの限界を知っていながら枠に囚われない演出。
ヒルダの複雑な人物描写は、この頃から単純な勧善懲悪のストーリーを忌み嫌っていた事が実によくわかる。
アニメーションでありながらミュージカルを志向するという点も、50年経った今でもその発想をする人間はいない。

いつか再評価される日を待つ。
東映アニメーションの名作
敵たるグルンワルドがあんまり怖くないのだけれど、ヒロインのヒルダが闇落ちしてしまう絶望が深い。グルンワルドは物語上の障壁である以上に「悪」の象徴なのだなと思う。

ホルスは闇落ちヒロインを殺せないため、物理的な戦闘で解決できないところに厄介さがあって、精神的な問題として善悪の葛藤が昇華される

とか構造について書いても仕方ないくらい映像が素晴らしい。これセルアニメなのやばいな。
あとヒルダが可愛いです。アイヌ系ファッションもいい。
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