太陽の王子 ホルスの大冒険の作品情報・感想・評価

「太陽の王子 ホルスの大冒険」に投稿された感想・評価

宣言通り馳せ参じた岩男モーグの頼もしさでテンション上がる。
終始ヤバげな作画に目がシバシバ……。
リュリ

リュリの感想・評価

4.7
面白いけど内容はほぼほぼ覚えておらず鑑賞後丸一週間はヒルダの可愛さで頭がいっぱいになる
他のキャラクターに比べて複雑なヒルダの人物造形、思考の読みにくい表情がやはり魅力。斧を投げつけて可愛らしく、不敵に微笑んだり、風の狼たちにどつかれたりする描写にギクッとする。彼女とホルスの直接対決も切ない

鍛冶、半ば水没した廃墟、狼や鼠の大群の描き方などは後のジブリ作品にも継承されてる。労働と生産の喜び!団結!

驚異的な動画と演出。ホルスが太陽に重なる逆光ショットとかすごい。迷いの森も印象的
kaz

kazの感想・評価

3.0
高畑勲作品だし、とりあえず観とくかと思い鑑賞。

想像していたのと違う。

前半は冒険活劇としての楽しさがあるが、後半は明らかにトーンが変わる。

精神世界というか哲学的だというか。

一貫して冒険活劇が観たかった。
なんかテーマが重い。子供が観て楽しいのか、これ。

星は3.3くらいか。


あと、ラスボスの弱さよ。
ゆうじ

ゆうじの感想・評価

4.3
いやあ、すごい!の一言。
なんかいろいろ超越してる。
技術的に見せ方とか荒っぽい部分はあるんだろうけど、エッセンスとしては一番濃い。
宮崎高畑の一番搾り。
ご馳走さまでした。
なむ

なむの感想・評価

3.2
20180525:巨匠たちの青春の映画。勲と駿の伝説の幕開け。ヒロイン・ヒルダの造形が今でも通じるものでビックリ。迷いの森のシーンは後の物語に大いに影響を与えていると思われる。ヒルダは宮崎ヒロインの源流なのだなぁ。
高畑勲初監督作品。
宮崎駿、大塚康生、小田部羊一(後年、任天堂でマリオの画を書いてた人)が関わってることもあり、未来少年コナンやハイジ、ジブリに通じるものがある。時間と予算の都合か、止め絵だらけになるシーンもあるが、基本的にはめっちゃ絵が動く。
冒頭は話の進み方が割と雑だが、いかにも子供向け冒険譚って感じで始まる。
が、やはり高畑勲。途中からおかしい。
ホルスたちが村に寄ってから、村人たちの生活を丹念に描写するようになる。大冒険せず。途中、ヒロインのヒルダ…ロールパンナちゃんみたいなキャラで魅力的…が登場してから、話が彼女中心になり、ホルスがほぼ出てこなくなり、そのまま終盤へ。ラスボス前にはホルスが精神世界で彷徨う、ドラッギーなシーンもあり、相当面白い。

環境によって自分らしく生きられない女性を描くと言う点で、かぐや姫の物語までテーマが一貫してるのが凄い。
顔夕

顔夕の感想・評価

3.8
ヒロインが実質の主人公なのが面白い。ミュージカル風の部分も良かった。
前半は展開がめっちゃ速く、テンションの変動も激しくてちょっと疲れるけど、ヒルダ登場あたりからだいぶ面白くなる。
めっちゃ良く動くアニメーションが気持ちいい。岩の巨人、氷の象が良かった。
ronji

ronjiの感想・評価

-
高畑勲さん長編アニメーション処女作。
原画に駿さん。

安っぽいタイトルと相反して、アニメーション、音楽、共に一級品。

北の大地を舞台に、人と人の繋がり、心の中の善悪の葛藤、マジョリティーとマイノリティーを描いた作品。

アイヌ民族をモチーフにバグパイプなど、各地域の伝統文化を織り交ぜ独特な雰囲気に仕上がっている。

物語は、途中からホルスの大冒険というよりは、ヒルダの大葛藤になってました。笑
そして、ホルスが自分の弟にそっくりでびっくり。

それにしても、生き物、風、水、炎、全てが脈動している。

これだよ、これ!
生きたアニメ!
・監督高畑勲、作画監督大塚康生、原画・美術設計宮崎駿らがスタッフの1968年の劇場用アニメ
・アイヌの伝承をモチーフに太陽の剣を手に入れた少年ホルスと、悪魔グルンワルドの企みで村に送られた不思議な少女ヒルダの出会いと戦い
・手描きセル画の迫力と歴史を堪能
・複雑な葛藤を抱え苦悩するヒロイン像に高畑印の原点を見た
・オオカミの大群がうわーって攻めてくるところと、岩を砕いて暴れまわる巨大カマスとホルスの格闘シーンのアニメ的躍動感にテンションが上がった
・この頃のアニメは「活劇」という言葉がよく似合う
・燃え盛る炎、荒れる海原、風が舞う砂浜、吹雪に覆われる村など自然をアニメで表現することに敢えて挑戦しているように見えた
>|